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Conversations With Myself

キューバに焦がれて旅に出る with FUJIFILM X-Pro2 & X-T2 【# 1】 

ハバナではWi-Fiが使える場所は限られ、しかも1時間500円近くかかる。なのでネットにはアップせず備忘的に毎晩その日の出来事を書いてきた。帰国してからも徐々に内容を書き足したり、現像するごとに徐々に写真を追加つもりだ。


成田空港からメキシコシティまで約13時間。メキシコシティからハバナまでは4時間弱。トランジットで6時間近く待たなければならないので、丸1日以上の移動時間となる。ハバナと東京の時差は14時間なのでほぼ昼夜逆転。ハバナ到着は現地で23時を超えるので、特にメキシコに思い入れがなければ、カナダ経由の方がいいのかもしれない。

アエロメヒコ航空のビジネスラウンジは酒の種類はなかなか豊富で、飲み放題のビールも軽く20種類はある。さすがメキシコと言うべきなのか・・・
見たことのないメキシコのビールは片っ端から飲んでみようと思い、最初に隣の人が飲んでいるビールと同じものをお願いしたところ、ラベルを見たらベルギービールだった(笑)

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今回は一人旅とはいえ、三脚や充電用のケーブルなど沢山の撮影機材を持ってきたのでゼロハリバートンの大型スーツケースにした。小型のPCやHDD等も入っているためちょっといやな予感はしていたのだが、、、
ハバナの空港で荷物が一向に出てこない。


乗り継ぎ便は同じくアエロメヒコ航空だが、成田で預けた荷物は一旦メキシコシティで受け取ってから再度乗り継ぎ用の荷物預けコンベアーに自分で乗せ直すことになる。なのでロストの可能性はやや低い。
結局最後の最後に出てきたが、税関係員がカバンの中の確認をしたいという。
もう一度機械に通し、中身の質問に答えたところ行って良いと。。。 当たり前だが結局何があるわけもない。


ホテルについて気が付いたのだがスーツケースが開かないように止めているストラップが外されており、返してくれなかった。英語でクレームがいえるのならばすぐに空港に電話するがスペイン語だとかなり辛い。。。仕方ない諦めよう。。。


キューバには通貨が2種類ある。キューバ人が使う(CUP)と外国人が使うキューバペソ(CUC)だ。
もちろん現地通貨は持っていないので、タクシー代を払うためにも空港で両替が必要。インフォメーションデスクで両替所の場所を聞いたところ指差されたのは長蛇の列。

インフォメーションデスクのおばさんに、ホテルはどこ? と聞かれたので AMBOS MUNDOSと答えると、それなら良い方法があるという。ホテルで両替してくれるので、タクシードライバーに一緒にホテルフロントに行ってもらい、そこで両替してお金を払えばいいと。

なるほど!そんな手があるのかっ!

お礼を言ってタクシー乗り場に向かうと、タクシーのとりまとめ役のおばさんが近づいてきて AMBOS MUNDOSなら料金は30CUCだという。25CUCなら乗るよ。というとあっさりOKが出た。20CUCでも交渉成立だったかも(笑)


インフォメーションデスクで聞いた支払い方法を告げると、この時間(既に午前0時を回っていた)はホテルでは両替をしてくれないという。やむなく20分ほど両替所に並び日本円を3万円分両替した。

AMBOS MUNDOSはヘミングウェイが定宿にしていたホテルで、ハバナ観光のメイン通りであるオビスポ通りに面している。この通りは車が入れないのでホテルの最寄りで下ろされたのだが、街灯はほとんど無くビックリするほど通りは暗い。
しかもホテルは運転手が示した側と逆だったので、道にたむろしている人に聞いてやっと到着。

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荷物を運んでくれたボーイさんにチップをあげようと思ったのだが、まだ1CUC札がない。仕方がないので大盤振る舞いで3CUC札をあげたら想像以上に喜んでくれた(笑)
既に1時を回ろうとしていた。 時差に慣らすため機中でも眠らずとても疲れていたが、念のため持ってきた睡眠薬を飲んで強制睡眠(笑)





AMBOS MUNDOSはロケーションは良いが、ホテル自体が観光地化されているため、ロビーはツアー客で一杯。恐ろしく遅い、旧式のエレベーターは5階のヘミングウェイの部屋に行く観光客に占拠され、気軽に乗れない。部屋は3階なので階段を使うしかない場合もある。

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最近キューバは観光客が殺到しているらしく、ホテルがとれない。
当初は部屋でインターネットも使える5つ星ホテルのパルケに宿泊しようと思っていたが、8月初旬に確認したにもかかわらず既に満室。しかも一泊6万円くらいから。
何カ所かに連絡をしたがたまたま AMBOS MUNDOSが空いていたので即予約。4つ星とはいえかなり高い。そのわりに設備は古い。

5つ星ホテルはパルケ以外にもいくつかあるが、オビスポ通りまでちょっと距離がある。
何を重視するかだが、私はオビスポ通り周辺のホテルをお薦めする。
のちに言及するがお薦めはホテル フロリダだ。

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AMBOS MUNDOSの気に入った点と言えば、朝食が屋上で気持ちよく、食べ物の種類も多いこと。また、ロビーでWi-Fiが使えることか。

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ロビーでWi-Fiが使えると言っても、これはホテルが提供しているサービスではない。
ホテルの筋向かいでETECSAという国営通信会社が提供している電波がロビーに届いているに過ぎない。

なのでAMBOS MUNDOSの前はWi-Fiを利用する人達が常時大勢たむろしている。
加えてホテル自体が観光地化していることもあり、ホテルロビーには宿泊客以外も容易に入ってこられる。
ホテルのロビーのソファーは宿泊客用というより観光客やWi-Fiをソファーに座って利用する人に占拠され宿泊客にとってはウザいことこの上ない(苦笑)

Wi-Fiはオビスポ通り中程にあるETECSAに午後1時までに行って列べば購入することができるが、小一時間かかることを考えると、ホテルの前でよく分からない兄さんが売ってくるカードを購入した方が楽だ。
相場は3.5~4.5CUCだった。物欲しそうにキョロキョロしているとWi-Fiカードはいらないか?と向こうからよってくる(笑)

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カードの使い方は簡単で、カード番号と隠れている部分を削って出てくる暗証番号をログイン画面で入力するだけだ。



まずはTrinidad(トリニダ)行きの乗合いタクシーの手配と、ビニャーレス渓谷ツアーの申込みをしようとホテルフロントに向かう。
タクシーをコーディネートしてくれと頼むとフロントではそんなサービスはやっていないという。ビニャーレスツアーは9時にロビー内のトラベルデスクが開くのでそこで聞いてくれと言われた。

まだ8時なので9時過ぎまで散歩して時間をつぶして戻ってみると係の人はまだ来ていない。9時15分まで待ってはみたが・・・時間通りに開くはずもないか。変に諦めがつき、観光を先にすることにした。
まずはハバナの全体像をつかもうと、はとバスみたいな2階建て市内巡回バスに乗ることにした。料金は10CUC、当日は乗り降り自由らしいが、とにかく一巡してみることに。

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日本にいる間に予めiPhoneとiPadにmaps.meという無料アプリを入れておいた。このアプリをインストールし、行き先の地図をダウンロードしておくと、電話を切っておいてもグーグルマップ的な使い方ができる。

このアプリは海外旅行のマストアイテムと言っても良い。
必ず入れて行くことをお薦めする。



日本でももちろん使える。電波の届かない山中などでは威力を発揮する気がする。

地図で現在地を確認しながら市内?を一巡。所要時間は1時間半。思ったより時間がかかる行程だった。
バスを降り、ホテルのトラベルデスクに行くとさすがに係の女性はいた(笑)ビニャーレス渓谷ツアーはあっさりとれた。料金は59CUC。

タクシーのコーディネートもしてくれるとのことだったが、午後2時ピックアップのみ。
金額は35CUC。値段はどうでも良いのだが、不安は私の大きめのスーツケースが他の同乗者の分と合わせてトランクに入るかどうか。正直厳しい気がしたのでビアスール社のバスで行くことにした。 所要時間はタクシーが5時間弱に対し6時間ちょっとで料金は25CUC。

問題はチケットの手配だ。
予約が必要なことは当然だが、ビアスールのオフィスが市街中心部からかなり離れており、タクシーで行くしかない。運転手何人かと交渉の結果、往復(30分ほど列に並んでいる間は待っていてくれる)で20CUCとなった。

当日バスターミナルまではタクシーで行くしかないので、料金はバスの方が乗り合いタクシーよりも結果的に高い。またチケット売り場では英語は全くと言ってよいほど通じない。。。パスポートを確認され必要事項をその場でPCに入力していくので、一人の所要時間が5分近くはかかる。この無駄な事務処理は何とかならないのか・・・

とりあえずやるべきことはやったので、カメラをぶら下げ市内散策。

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1時間ほど歩き回っていると怪しい男性が近づいてきた。 それまでも何人かに声はかけられたが、ちょうど行く当ても失っていたし、彼は英語を話せるので暇つぶしに一緒に歩いた。

自分は中華街にあるハバナでもっとも大きく有名なレストランで働いている。女性からたばこ、酒まで裏の事情に精通しているから任せてくれと言われた(笑)  興味本位でとにかくついて行ってみることにした。

まだ3時だし、変な店なら入らなければいいし。。。
いかさま臭い感じはプンプンするが、急に凶暴化する感じではない。
まずは女性を見て欲しいという(昼からかよ!) 全部込み込みで80CUCでOKだと(笑)

たまたま女性が不在(普通のアパート)だったので、自分の働いている店に案内するという。腹は全く減っていないが、もの凄くのどが渇いていたので、その店ではビールは飲めるかと聞いてみるともちろんだという。
まぁビールでもご馳走してまた散策でも始めるかと思っていると、その店ではブエナビスタ ソシアルクラブ的な演奏を行っており、ハバナでも一番人気の店だとガイド本にも載っているという。 店に着くと確かに立派な店。

まっとうな店だったので逆に意表を突かれたが、一緒に入店すると何か食べようという。
来る途中あれほど腹は減っていないと言ったじゃないかというと、自分は食べても良いか?という。かまわないよ。と答えると、モヒート2杯と何かを頼んだ。

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私を連れてきたことで、多少お金がもらえるらしい。
つまりただのキャッチじゃねーか(笑)

暫くすると折り詰めされた食べ物が運ばれてきた。家に4人子供がいるので晩ご飯にすると言う。
もう一杯飲んで良いかというので、もう一杯注文。
そもそも自分の分を払う気はさらさら無い。
ここまで気持ちよくたかってくる人に初めて会った(笑)


本人は悪いことをしている気持ちは全くないらしく、キューバの身分証を見せ、自分の写真を撮れとも言う。名前はアレキサンダーで、アレックス。

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日本人的感性では非常識なことこの上ないが、まぁおもしろい体験代だと思って気持ちよく払うことにした。しめて50CUC。約6千円くらい。
すごいのは、会計は済ませておいてくれと言い残し、自分のボスだという男性に会いに行った。その際、チップは大体10%位だと告げていった。

まぁそれは良い。
しかしビックリしたのはここから。
会計を済ませ、伝票に5CUC(1CUC札×5枚)挟んでおくと、どこかから戻ってきて、そこから4CUCとった。
それはどうするんだ?と聞くとボーイに渡すという。 しかし自分のポケットにそのまま入れ、店から出る際も誰にも渡すことはなかった(笑)

CUCが足りなくなってきたので、ホテルに戻りお金を取って両替し、写真を撮ると告げた。ホテルの近くまで来たところで、この後お土産を見に行こうという。 まだハバナ2日目だし、土産は買わないというと、じゃぁこの後どうするんだと聞かれた。
いい加減金づるにされるのはもうたくさんだと思ったので、ちょっと部屋で休んで、そのあと写真を撮ると告げると、じゃあさよならだ、と握手をしてどこかに行ってしまった。 色々な意味で凄かった(笑)


一人旅の難点は、良いレストランに入りづらいこと。
そもそも地元人用のレストランに行こうと思っていたが、とにかく道が暗すぎてどこにそんな店があるのかも分からない。
結局ホテル近くで生演奏を聴きながら大きなピザとビールを3杯飲んでこの日の夕食は終了。

足下にかわいい同席猫がいたが、ピザの味に飽きたらしく、とことこ別のテーブルに移っていった。

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アレックスといい、この猫といい、キューバで生きていくためにはこういう感じじゃないと駄目なのかな(笑)

ホテルのバーでモヒートとピニャカラーダを何杯か飲みながら今日の出来事をノートPCに書き留め、睡眠薬を飲んでこの日も強制就寝。

category: 旅行

thread: 趣味と日記  -  janre: 趣味・実用

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コメント

これから出かける用事があるので、あとでゆっくり読ませてもらおうと思い、ざっと目を通してみました。私の一人旅は絶対にできないところだと、すぐに思いました。
ものすごく楽しいところなんでしょうが、多少のスペイン語力に加え、精神的にタフでないと、…。それにしても、写真の撮り甲斐がありそうな被写体の宝庫ですね。

AzTak #ba33.0Zs | URL | 2016/12/09 06:57 - edit

なんだか.....僕の生真面目な日々の暮らしを想い、ぢっと手を見る(爆。
と申しますか、こんな感じで過ごすアレックスの日常ってどんなだろう。
大王っぽい名前のわりには若干セコい気もしますけど(笑。
しかしなかなかオモロい洗礼やったのではないでしょうか、キューバ的な。
ぶっとい葉巻に旧車もいっぱい拝見できてもう、ワクワクです♪(^∇^

hal #PwYTJ1I6 | URL | 2016/12/09 10:55 - edit

Re: タイトルなし

AzTakさん

こんにちは。
多分これまでに30カ国くらいには行っていると思いますが、ここまで安全だと感じた国は少ないです。
色々不自由なことはあると思いますが、お金と時間だけちょっと余裕を持って入れば、1人で行っても十分楽しめるところだと思いますよ。

実際、このあと書こうと思っているビニャーレスツアーに参加していた日本人のうちの1人は英語もスペイン語もほとんど話せないようでした。今回ちょっとノウハウを得たので、もし格安で行ってみたいと思うのであれば、アドバイスできることもあると思います。心を決めたらご相談下さい(笑)

Monterey1999 #- | URL | 2016/12/09 13:34 - edit

Re: タイトルなし

halさん

こんにちは。
実はこのあともう一度アレックスに出くわすことになるのですが、悪いことをしたどころか アミーゴ‼︎ みたいな感じでした。
何人ものキューバ人と話したりしましたが、アレックスほどせこい奴には出会いませんでした(笑)

でも本人も自分の写真を載せてくれと言っていたし、ここに彼の写真を載せたのも要注意人物として載せたつもりはありません。
割り切ってしまえば一緒にお酒を飲めば楽しい話が聞けるかもしれませんしね。

今回、車と猫で軽く300枚は撮影しています。
そのうち番外編として、車シリーズ、猫シリーズでもやってみようかと思っています(笑)

Monterey1999 #- | URL | 2016/12/09 14:23 - edit

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